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取引会社によるリスク
「FXの基本 証拠金」では、FX取引業者に証拠金を預けなければならないと説明しました。
個人投資家が損失を出してしまった時のために、担保となるお金が必要なのです。
しかし、証拠金を預けるのはいいのですが、取引業者にもしものことがあった場合、ちゃんと証拠金を返してくれるのでしょうか?
ここで、ある個人投資家の例をご紹介します。
個人投資家のIさんは、FXで取引を始めてから着々と儲けていきました。
そして、約2年間で合計1,000万円もの儲けとなりました。
しかし、突然取引業者と通信できなくなり、調べた結果、その業者は倒産してしまったようなのです。
Iさんは業者に預けていたお金が心配になり引き出そうとしましたが、なんと、引き出せなくなっていたのです。

その後、その取引業者がニュースに出ていて分かったことですが、その取引業者は口座にある投資家の証拠金を自分の資産に組み入れて流用していたようなのです。
このような事態を避けるためにも、取引業者は慎重に選ばなければなりません。
取引業者を選ぶ基準としては、「全額信託保全」を行っているかを調べておきましょう。
信託保全とは、私たち投資家の資金を信託銀行に信託することで資金を保全することです。
それによって、取引業者に万が一の事が起きても、信託銀行から資金が返却されます。
信託保全にも種類があり、「全額信託保全」と「一部信託保全」があります。
なるべく、預かった資金の全額を保全してくれる「全額信託保全」を行っている取引業者を選んだ方が無難です。
