FXの投資改善
先ほどは、検証方法と検証を行う際にどのような指標があるかを説明しました。
FXで勝つためには、取引の結果を検証し、その検証結果を元に当初の計画を改善しなければなりません。
例えば、あるルールを作り、そのルールでの取引を検証した結果、以下のような成績になったとします。
取引期間:2006年1月~2006年12月
初期投資金額:\1,000,000
最終投資金額:\1,200,000
全取引回数:10回
勝率:80%
最大ドローダウン:-\590,000
1年間で\200,000のプラスなので年率20%であり、また、勝率80%という部分だけを見ると良い結果といえますが、取引回数が年間10回と少ないように思えます。
「大数の法則」に則って考えると、取引回数が年間10回では、このルールは信憑性の低いものであるといえます。
「大数の法則」とは、試行回数を重ねることで、確率が一定値に近づくという法則です。
つまり、試行回数が多いほど、算出された確率に信憑性があるといえます。
事例の場合は取引回数が少ないので、「年率20%」や「勝率80%」という値に信憑性がありません。
また、最大ドローダウンも-\590,000というのも問題です。
たとえ一時的な損失だとしても、全投資金額の約半分も損失が出てしまえば、投資をし続ける意欲がなくなるでしょう。
メンタルマネジメントの面を考えても、このルールはあまり良くありません。
このように、検証結果から考察を加えて、後はルールを改善していきます。
事例のようなルールの場合は、
「取引回数を増やす」
「最大ドローダウンを減らす」
の2点に焦点を置いてルールを改善していきます。
ルールを改善し、再度検証をしてみて、その検証結果が悪ければまたさらにルールを改善し、ルールが信憑性のある良いものであれば、あとはそれに従い取引を行っていきます。
